2011年4月3日日曜日

今の日本は「原発は必要か?」より「原発をもつ資格があるのか?」

原発の必要性の有無を問われていますが、皆さんはどう思いますか?
 
私はtwitterで
「原発が必要か否かについてはわからないけど、そもそも今回想定外とはいえ、原発事故がなければ、もっと被災地救助に力が注げたのでは?薬は処方を間違えば毒になります。これは管理する側の責任。原発にも同じことが言えませんか?管理ができなければ使用はしてはいけないのでは?」
と発言しました。
 
上記の記事から抜粋
ためらう日本政府

 日本政府はなぜ、原発事故処理のノウハウを持つ米国にもっと早く協力を仰がなかったのか。まさかとは思うが、メンツの問題だというのなら言語道断である。
 
日米首脳は地震発生後、計3回電話会談しているが、腑(ふ)に落ちないのが、3月16日の2回目の電話会談だ。発表内容が外務省とホワイトハウスで微妙に違うのだ
 
原発に関し日本側は、オバマ大統領が「さらなる原子力の専門家の派遣」に言及したと発表しただけなのに対し、米側は「(大統領が)核融合や原発の被害管理に通じた米軍の特殊専門部隊の派遣を含め、追加支援の用意があると伝えた」と詳細に発表していた。
 この発言は、米国が有効な手を打てないでいる日本政府に代わって原発の被害管理を行うことを示唆したとも受け取れる。行間から伝わってくるのは、原子炉の冷却が思うように進まず、連鎖事故の誘発に手をこまねく日本政府へのいらだちだった。

 事実、米政府高官は翌日、「オバマ大統領は日本政府が原発事故の深刻さに気づいていると確信した」と語っている。だが、いくらオフレコとはいえ、「日本は深刻さが分かっていない」などと被災国を非難できないだろう。この発言自体、日本に不信感を抱いていることの裏返しといえる。
 「われわれには監視から除染まですべて行う能力がある」。ウィラード司令官が3月17日の会見でこう語ってから2週間たってようやく米軍の本格支援の受け入れを決めた。防災服を新調したり、危機管理に無知な素人を何人官邸に集めても国民は守れない。

日本が経済大国になったのは、電気がたくさん使えたからかもしれない。
日本の経済復古のために電気が必要で原発が必要と言っている人もいるが、今の日本は原発をもつ資格があるのか?
せめて、核融合や原発の被害管理に通じた特殊専門部隊や「われわれには監視から除染まですべて行う能力がある」こういった発言が言えるような国にならないと・・・

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